毎日が楽しそうに見えるリア充に対しての対抗策として、もし「リア充税」なるものがあったらどうなるのか。リア充税の定義や実用性についてまとめました。
リア充税を課すためには
そもそも税金とは、社会保障や公的なサービスを運営するための費用を、国民から税金として集め、賄うための制度です。税金にはさまざまな種類があり、身近なところだと消費税・酒税・たばこ税・自動車税、その他にも相続税や贈与税、所得税などがあります。
どの税金についてもしっかりとした基準が定められ、その範囲内で税金が課せられており、もしリア充税なるものを新たに徴収するとなると、「リア充とは何か」ということをはっきりと定めなければなりません。
リア充とは「現実世界(リアルな世界)が充実している」人を指しますが、充実しているかどうかは個人個人の感覚が基準のため、他人からはリア充に見えても本人はそうとは思っていないこともあります。そのため、単に「リア充だから税金を」というだけでは、納得してもらえないことも起こりうるでしょう。
そのような事態を避けるためには、「リア充とは」という明確な基準が必要です。例えば「恋人がいる」「友達が○人以上いる」「SNSのフォロワーが○人以上いる」など、分かりやすいもので判断できるようにすると、自分や他人が法律上でのリア充かどうか判断しやすく、税金も課しやすくなるでしょう。
リア充税が課せられることによって考えられる効果とは
それでは、実際にリア充税が課せられるとしたら、税収以外にどのような効果が考えられるでしょうか。
一部のリア充は、自分にリア充が課せられている、つまり本当のリア充だということを、リア充アピールの1つとして自慢するでしょう。このような人たちにとっては、税金の額にもよるとは思いますが、特に痛手ではなく対抗策にはあまりなりません。
しかし、税金が課せられることを困ると感じるリア充も、もちろんいるはずです。そのような人は、リア充アピールをやめてひっそりと人目を避けながら楽しむようになるでしょうし、中には税金を払うのが嫌で恋人と別れたりSNSをやめてしまう人もいるでしょう。
このようなリア充が増えると、リア充アピールを目にする機会が減り、非リア充が羨ましく感じたり嫉妬したりすることも減ります。それによって税収はだんだんと減ってしまうかもしれませんが、対抗策としては成功と言えるでしょう。
現実的ではありませんが、それでももしリア充税が導入されれば、少しは非リア充にとって過ごしやすい世界になるかもしれません。
リア充に対する嫉妬について、「リア充になぜ「滅びろ」「悔しい」など嫉妬してしまうのか?コロナ禍での生活を例に挙げ、その心理の理由と回避方法について解説 – リア充.com」で詳しく解説しています。
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