ネット恋愛経験者が増えている
ノマドマーケティング株式会社では、全国の15歳から49歳の男性と女性、合わせて1,000人を対象に、ネット恋愛に関するアンケート調査を実施しました。
「ネット恋愛をしたことがあるか」という質問に対して、25%の人が「はい」と回答し、75%の人が「いいえ」と回答しています。
約4人に1人がネット恋愛の経験があることになります。知り合った方法は、マッチングアプリや出会い系サイトをはじめ、SNSやオンラインゲーム、掲示板など、様々です。
ネット恋愛で恋人がいるからリア充?
学校の友達がネット恋愛をしていて、楽しそうにしているのを見ると、「ネット恋愛で恋人ができたらリア充になれる」と思うかもしれません。しかし、女性の場合、前述のアンケートによれば「黒歴史だ」「親に言いえない」「怖い」「嘘をついている人もいれば、真面目な人もいる」など、穏やかならぬ気持ちでいる人も少なくありません。ネット恋愛をして、結婚し、幸せに暮らしている人たちもいますが、SNSで知り合い、その後、犯罪に巻き込まれてしまった人もいます。
ネットで恋愛したいと思う場合、真剣に結婚相手を探している人ももちろんいますが、男女関係なく、ゲーム感覚で恋愛しようとする人、性的な欲求を満たすためだけに近づいてくる人もいます。
ネット上では、自分のリアルな姿を隠すのは簡単です。年齢や職業やどこに住んでいるかなど偽ることもできますし、自分がどんな人なのかも「演じる」ことができます。面と向かっては言えないような、相手をうっとりさせるような言葉も、チャットなら簡単に書けるかもしれません。
送られてきたメッセージや写真で、相手に関する想像が膨らむこともあります。その結果、リアルな相手ではなく、自分が想像の中で作り上げた人と恋愛関係になっていることもあります。結果として、実際に会ったら幻滅したという話も聞きます。ですから、ネット恋愛をして恋人がいるからと言って、リア充であるとは限りません。
ネット恋愛して恋人がいてもリア充とは限らない
リア充になるには、自分自身が充実感を得ていることがポイントになります。ネット恋愛をしているかどうか、恋人がいるかどうかは、判断基準になりません。実際、恋人がいるのに充実感を持てない人もいます。確かに、良い人に巡り合うことができれば毎日の生活がより充実したものになる可能性がありますが、絶対に必要なものではありません。
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