主にインターネット上で使われている「リア充」ですが、実際に使いこなしているのは中学生や高校生、大学生といった若者がほとんどです。そのため、それ以上の年代では、使い方がよくわからないと思っている人が多いのも事実です。そして、学生の中にも正しい使い方を認識していない人がいます。
「リア充」とは、実生活についてどこか物足りないと感じている人から見て、日々の生活が充実している人々のことを指して「リア充」と呼びます。この本音を的確に表している言葉を使ってみたいと思いませんか?ここに例文や会話文をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
「リア充」を使った例文
例えば、「あの子はいつも周りに友達がいていいな、リア充だな。」というように、友達が少ない人も本音ではリア充になりたいと思っている人が多いのです。そういう場合には、「どうしたらリア充になれるかな?」とリア充の友人などに相談してみるときっと何か解決策を教えてくれます。また、そう声をかけることで、そのリア充の友達が交友関係が広まる場に連れていってくれる可能性もありますので、一度チャレンジしてみてください。
例文1:「リア充になるために、ダイエットを頑張る。」
また、「リア充になるために、ダイエットを頑張る。」という決意表明のような表現の仕方もあります。「リア充」になりたいと、頑張っているその時間が実はリア充であるケースもあります。しかし、それは人それぞれの感じ方が異なりますので、「痩せた」や「ダイエットできた」という実感を得られた時点で、晴れてリア充になれたと感じる人が多い傾向にあります。
例文2:「オタクでもリア充になれる。」
「オタクでもリア充になれる。」これはなんとなく違和感がある文章ですが、事実でもあるのです。実際、オタクになれるほど熱中できるものがあるという時点で、見る人から見ればその人は充実していると捉えることができます。そのため、ある意味「オタク=リア充」と解釈することもできるのです。
例文3: 「趣味サークルで新しい友人ができてリア充しています。」
さらに「趣味サークルで新しい友人ができてリア充しています。」という表現もあります。これは、非リア充の人が最も理想とする例文なのではないでしょうか?この人は、今まで目ぼしい趣味もなく、友人も少なかったことが予想できます。趣味サークルに参加するという行動を起こしたことで、リア充になれたという充実感を表しています。
例文4:「アルバイトを始めたものの、人見知りなのでリア充になれるか不安だ。」
「アルバイトを始めたものの、人見知りなのでリア充になれるか不安だ。」
この人は、リア充になるために何か行動を起こさなくてはと思い、勇気を出してアルバイトを始めてみたけれど、人見知りでも友人ができるのか不安に思っているのが伝わります。不安になって諦めてしまうのではなく、ここで踏ん張ってリア充になってほしいと応援したい気持ちになる文章です。
「リア充」を使った会話例
恋人がいなくても、生活が充実していたらリア充
リア充を使った会話例にはこんなものがあります。
A:昨日は昔の同僚と久しぶりに飲みに行って、2次会でカラオケ行ってきた!
B:それはリア充だね。
A:リア充?恋人はいないから違うんじゃない?
B:現実生活を楽しんでいるっていう意味だから、リア充で合ってるよ!
A:そっか!それなら確かにリア充だね。でも恋人も作りたい。
B:それはそうだよね。
3つ目の発言でAが勘違いしていたように、恋人がいることのみがリア充だと誤解している人が多いのは事実です。恋人がいる人に対して、「このリア充め~!」とからかって言う人もいますが、ある意味正解である意味不正解なのです。恋人がいても倦怠期の真っただ中であれば、それはリア充ということはできませんし、逆に何年たってもラブラブなカップルであればリア充と呼ぶことができます。
恋人がいる場合のリア充の会話例
恋人がいる場合のリア充の会話例としては以下のようになります。
C:実は最近彼氏(彼女)ができたんだ!
D:おめでとう!3年ぶりかな?
C:うん。昨日も彼氏(彼女)に買い物に付き合わされて疲れた~でも楽しかったよ。
D:リア充してるね!
C:まぁね、リア充も悪くないね。
D:羨ましい!
といった感じになります。
このように、聞き手が使ったリア充という言葉を反復して発するのは嫌な感じがしませんね。ただし、自分から「最近彼女が出来たからリア充している。」とアピールするのは、聞き手にあまり良い印象を与えません。
相手に言われる分には、喜んで良いですが、自分からもろにアピールするのはやめましょう。
まとめ
ここでご紹介した使ってみたいと思える例文や会話例は、どれも巷でよく使用されている表現ばかりです。
ご紹介した例文や会話文は、主に非リア充の人が発言する場合が多いことに気が付いたでしょうか?実は言葉の性質上、「リア充」側になってしまうと、「リア充」という言葉をあまり口にしない傾向にあるのです。「リア充」には、人を羨んだり、少し皮肉的な意味の要素が含まれるからです。
非リア充であるうちは、正しい言葉の意味を理解しながら使いつつ、いつか「リア充」という言葉を使わなくなるような充実した日々が皆さんに訪れることを願っています。
リア充の生態をもっと詳しく知りたい方は、「【2022年最新】リア充の生態が明らかに!生態・特徴まとめ」という記事にまとめたので、ぜひご覧ください。
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