にちゃんねる(2ch)用語は自虐用語が多かった?
にちゃんねる・2chとは2022年現在、「5ちゃんねる・5ch」と名前を変えて運営されている大型匿名掲示板です。1999年5月から運営されており、TwitterやYouTubeよりも前に始まっています。
この当時のインターネットはオタクと呼ばれる、当時疎まれていた層の居場所でもあり、2ch用語の多くは「俺はリア充じゃないから」という自虐に端を発するものが多かったんです。
「慶應はリア充・陽キャで嫌い」、大学生から社会人まで問わないレッテル付け
匿名掲示板である2chは、「自分のアカウントがないSNS」とも言えます。そして現SNSで問題になりがちな「何を言ってもいいように感じてしまう」感覚は、この2chの頃からありました。
書き込む層自体は大学生から社会人まで幅広かったものの、匿名性を笠に着た言動は時に加害性が強く、慶應や早稲田など、有名大学間のレッテル付けなどが今もなお見られます。
2ch用語の推移は知恵袋でも調べられる
元々は自虐だった2ch用語の「非リア」も、仲間意識が芽生えたことで攻撃性を得て「リア充爆発しろ!」という攻撃性を獲得しました。類語でもある陽キャもその文脈で使われていますが、近年では逆に「良い意味で使う」用法も出始めています。
こうした意味の推移は知恵袋サイトで「〇年前/今はこういう意味で使われている」といった検索ワードを使うと探しやすいです。
リア充の基本や定義については、「リア充の意味や定義・条件・略語。時代と共に変化していった流行の歴史について」の記事でまとめています。
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