国民的人気漫画で、アニメ化・映画化までされている『クレヨンしんちゃん』では、主人公野原しんのすけの、愉快な日常が描かれています。この物語に欠かせない登場人物が、父親のひろしです。ひろしは妻のみさえの尻に敷かれ、だらしがなく足のくさい父親として描かれていますが、意外にリア充なんです。そんな野原ひろしのリア充ぶりに迫ってみました。
いざとなると頼りになる器の大きい男
いい加減そうに見えて、頼りがいのあるひろしは、家族にも職場でも愛される存在です。みさえが大きな失敗をしても、笑って許し器の大きさをみせます。家族がピンチの際には命懸けで家族を守ろうとする頼りがいのある父親でもあります。
また、会社の部下が仕事で失敗した際、責めるようなことはしません。一緒になって問題を解決しようと努めるなど、理想の上司です。また、みさえの妹のむさえがニートになって、家に居候することになっても、ちゃんと家族として迎えてくれる優しさもあります。
基本的には、みんなからこき使われることが多く、貧乏くじを引く役割ですが、愛妻家で子煩悩な為、自分のことより、みさえや子供たちの幸せを願っています。
一人で家族を養う男
ひろしには、長男しんのすけと、長女ひまわりの二人の子供がいます。妻みさえは専業主婦で、ペットのシロを飼っており、それを一人で養っています。しかも32年ローンとはいえ、一軒家を持ち車も所有しています。『クレヨンしんちゃん』が描かれている時代背景や、当時の物価もありますが、なかなか裕福でリア充なのではないでしょうか。
ひろしの手取りは月収30万ですが、もしこれが全てを賄うには少ないとすれば、よほどみさえがやりくり上手ということになります。そんなみさえを妻に迎えただけでも十分リア充です。
理想の父親
頼りなさそうでいい加減な部分もありますが、ひろしは子煩悩で子供を褒めて伸ばすタイプです。感情に流されず、子供の意見もしっかり聞いた上で、穏やかに諭すなど理想的な父親です。そのおかげもあり、しんのすけも、ひまわりものびのびと育ち、独創的な発想ができる子供になりました。
しかし、優しいだけではなく、ダメな事をすればしっかりと叱ります。他人に対しても優しく、穏やかでお人好しな姿は、子供たちにもいい影響を与えています。
一見頼りないひろしですが、穏やかで優しく、家族を大切にしている所が、理想の父であり夫ではないでしょうか。愛する家族に囲まれ、職場の人たちとも良好な関係を築いている野原ひろしは、リア充であると言えるのではないでしょうか。
リア充なモデルをより詳しく知りたい方は、「リア充のモデル(漫画キャラ、有名人など)まとめ」をどうぞ。
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